ファクタリングとでんさい(電子記録債権)の違いとは?

 

売掛金を現金化し、資金調達する方法としてインターネットバンキングとともに『でんさい』システムが普及しつつあります。

でんさいとは、全銀電子債権ネットワークを利用する電子記録債権取引のことです。

でんさいとファクタリングの違いはどこにあるのでしょうか?

でんさい(電子記録債権)とは?


でんさいとは、全銀電子債権ネットワークの電子記録債権取引で、

『債権をデータ化で管理するシステム』 

で、インターネットやファックス等で債権を管理することで、売掛債権の譲渡もシステム上で処理することができます。ファクタリングと同じ用に、でんさいシステムを利用れば、売掛金を期日前に資金利用することができます。

でんさいとファクタリングの共通点

ファクタリングとの共通点も多い『でんさい』システム、ファクタリングと同じように便利な使い方ができます。

  • 売掛金の債権譲渡ができる
  • 売掛金の資金化ですぐ使えるキャッシュになる
  • 債権譲渡がシステム化されている

この他、売掛金の支払日になれば得意先企業から資金が引き落とされるのがでんさいシステム、ファクタリングも支払うタイミングとしては一緒ですが、一旦入金された売掛金をファクターへそのまま支払います。

でんさいとファクタリングの違いとは?


ファクタリングと同じように、売掛債権の即日資金化ができるでんさいシステムですが、決定的な違いがありました!

でんさいは、全銀電子債権ネットワークの中のみ

でんさいは、全銀電子債権ネットワークの『でんさいネット』に登録している企業さまのみが使えるシステムです。これは、全国の金融機関(都銀・信金・商工中金など)が参加し、債権の資金化もこのネットワーク上で行われます。

そのため、支払う側と受取る側の両方の会社さまが『でんさいネット』に登録しておく必要があります。現状では、でんさいネットに登録されてない企業さま、登録していても利用していない企業さまが多いのようです。2.3年前の利用者登録によると、全国の約10%の会社が登録されているとのことでした。

ファクタリングのように売掛金を活用し即日に資金化利用できるといっても、売掛金を保有している全ての債権が対象となるものではありません。でんさいネットに登録されている会社のみの売掛債権が対象となるので、資金として使える額は少ないといえます。

売掛先が倒産した時の保証の有無(ノンリコースの問題)

ファクタリングはノンリコース

売掛金の売買ですので、一度ファクター(ファクタリング会社)が買取った後は、例え売掛先が倒産したとしても返済する義務がありません。このため、売掛金の回収不能リスクと回避できます。

でんさいは、保証人になる借入れと同じ

一方で、でんさいの場合は譲渡した債権の売掛金が倒産してしまうと、返済する義務を生じます。

これに対し、近年では『でんさいファクタリング』というシステムが登場しました。このサービスは、ファクタリングと同じように、譲渡した売掛先が倒産しても返済義務を生じません。

でんさいとファクタリングの違いを比較しました

でんさいとファクタリングは、両者の違いを表で比較してみましょう。

ファクタリング でんさい
勘定科目など 売掛金の売買
資産(普通預金)の増加
電子記録債権の増加
返済義務
(償還請求権)
借入れではないため無し(不渡りリスク回避) 入金がなければ返済義務がある
(不渡りになると自社で支払い)
審査スピード 当日~2.3日 即日(でんさいネット登録会社のみ)
資金調達の速さ 最短即日~1週間程度 即日(でんさいネット登録会社のみ)
審査対象 得意先(売掛先) でんさいネット加入者のみ
信用情報 影響なし 期日に売掛金が回収できずに、返済できない場合
手数料 高め 低い

比較してみると、でんさいとファクタリングサービスは、さほどかわらないようにみえます。そうはいっても、大口の売掛先がでんさいネットに登録されている場合には、買掛金などの支払いに他の銀行から振替をせずに売掛債権を利用して送金できる便利な一面もあります。

しかし、ファクタリング利用者の方が圧倒的に多いという理由には、でんさいネットの仕組みが広まってないという原因があります。実際、登録は金融機関の付き合いで勧められたものの使ったという会社を周辺でも聞いたことがありません。

どちらも即日に資金化可能なサービスだったが?


でんさいネットもファクタリング両者とも、即日の資金化という面では便利なサービスです。しかし、まとまった売掛債権を利用して事業資金を調達したいと思ったとき、ファクタリングの方が圧倒的に多い希望額を用意できるのが現状です。

例えば、1,000万円の資金調達を行いたい場合であって、A社500万・B社300万・C社200万だったとします。全ての会社がでんさいネットに登録していれば利用できますが、そんなことは稀です。でんさいネットが出来てから、もう何年も経過しますが、ここまで普及が遅いとなると一般化されるのはもっと先延ばしといえそうです。

売掛金を利用して、大口の事業資金を即日手に入れたい!時は、ファクタリングのが現状は現実的な資金調達手段といえます。

ファクター(ファクタリング会社)は国内に数多くあります。

そこで比較対象となるのが「資金調達の速さ」に加え「信頼できるか?」「手数料は?」という3点になります。

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